天が鑿を揮った風景 – 東部台湾

宜蘭・花蓮・台東3県が台湾東部に位置し、台湾でとくに開発が遅かった地域である。

宜蘭は蘭陽平原の政治経済の中心で、南北交通の要衝でもある。著名な礁溪温泉のほか、イタリーと並び世界的にも珍しい蘇澳冷泉も人気を集めている。毎年七・八月には冬山河親水公園で国際「子供の遊び」フェスティバルが開催され、内外から大勢の家族連れが訪れる。

蘇花公路沿いの清水断崖は、一方がそそり立つ断崖、他方は見渡す限りの太平洋に臨み、東海岸一番の奇景と称されている。

さらに南下すると花蓮県と台東県に至る。東部海岸国家風景区および花東縱谷国家風景区は花蓮・台東にまたがる緑のベルトで、最近は国外からの旅客も多い。また、この地域は台湾のなかでも原住民(アミ・プユマ・ブヌン・タオ)の文化がもっとも豊かなところで、七月から八月にかけて花東地方数十の部落で豊年祭が開催され、その華麗な踊りは先住民の美食とともに見逃せない。

太魯閣国家公園は花蓮県内にあって、垂直にそそりたつ大理石の峡谷景観で世界的に有名である。燕子口・九曲洞などと名付けられた太魯閣峡谷の勇壮な自然奇観は人々の感動を誘う。渓谷沿いには一部に遊歩道が設置され、ハイキングを楽しむことができる。

アウトドアスポーツの愛好家なら、ぜひ秀姑巒のラフティングにチャレンジしよう。最近は、ホエールウォッチングも盛んだ。

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