熱情の南台湾

南台湾には、台南・高雄両市と台南・高雄・屏東の3県が含まれる。住民は熱情的である。台湾でもっとも早期に開発された地域で、台南市の孔子廟・億載金城・赤崁楼など、開墾初期の痕跡をとどめる史跡が多い。

台南は台湾文化の古都である。台湾最初の孔子廟をはじめ、「五歩一神、三歩一廟」と称されるように、仏教の寺、道教の廟は百以上、史跡の数も七十以上に達し、多種多様の台南小吃も名物の一つである。

台南県は台湾最大の嘉南平原の中心に位置し、毎年九月末から翌年四月にかけてクロツラヘラサギが北方より大挙飛来し曾文渓の河口付近で越冬する。また当地は世界最大の胡蝶蘭の温室があり、毎年多くの苗が欧米や日本に輸出されている。さらに台南には著名な祭りがある。小正月すなわち元宵節におこなわれる「鹽水の蜂炮(爆竹祭り)」で、その夜は全国から見物客が集まる。一方、南部科学園区の設立とともに台南はハイテク産業の基地としても成長を続けている。

港都-高雄は台湾第二の都市で、市内の愛河はこの間整備が進められて、市民の憩いの場として脚光を浴びている。河畔には露天のカフェテラスがならび、夜間にはいっそうロマンチック。コーヒーを飲みながら夜景を愛でたり、高雄港周辺のクルージングも情緒いっぱい。また、旗津港の風車公園でのサイクリングや浜辺の散策、そして海鮮料理と楽しみは尽きない。

屏東県は台湾最南端の県で、「台湾南洋」と称されている。台湾で最初の国家公園-墾丁国家公園も当地にあり、海上の楽園・小琉球や大鵬湾国家風景区、そして賽嘉航空運動公園などともに人気のスポットになっている。南台湾での一番の魅力は、墾丁のトロピカルビーチ、白い砂の浜辺である。波乗りや水上バイク、ウィンドサーフィンそしてダイビングなどさまざまなマリンスポーツに挑戦できる。

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